ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

結核について

印刷用ページを表示する 掲載日:2024年4月22日更新

これだけは知っておきたい“結核”

結核ってどんな病気?

 結核は、発病した患者さんが咳やくしゃみをしたときに、 飛び散るしぶきの中の結核菌を吸いこみ、肺まで到達すると感染が成立します。

 感染しても抵抗力があるため、発病するのは10人に1人か2人です。もし発病しても、きちんと内服治療すれば治る病気です。発病しないまま体内にひそんでいた結核菌が、何十年もたって体の抵抗力が衰えたときに、発病することもあります。

 特に、糖尿病、副腎皮質ホルモン剤を内服している人、以前結核を発病した人などは、発病する可能性が高く注意が必要です。

                   

結核ってどんな症状?

  結核の初期症状は風邪とよく似ています。

  次のような症状が2週間以上続くようなら赤信号!早めに医療機関を受診してください。

   ・咳(せき)がでる      

   ・痰(たん)が出る

   ・体がだるい         

   ・微熱が続く

   ・食欲がない         

   ・体重が減った

    ※高齢者では、はっきりした症状が現れない方もいます。           

早期発見のポイント

 早期発見のために、年に1回は胸のレントゲン検査を受けましょう。症状があるときは早めに受診をしましょう。

 福山市では65歳以上の方は結核検診(無料)を、40歳以上の方は肺がん検診(一部自己負担あり)でレントゲン検査を受けられます。

 詳しくは「健診のご案内」をご覧ください。

 https://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/soshiki/kenkosuishin/179799.html

 紙面は、市役所・保健所・支所・公民館等に置いています。

 また、職場で健康診断を受ける機会のある方(扶養家族を含む)は、必ず受けましょう。

結核を予防しましょう

 免疫力の低下によって、結核に感染しやすくなったり、発病しやすくなります。バランスのとれた食生活・適度な運動・十分な休養を心がけ、免疫力が低下しないようにしましょう。

 抵抗力の弱い赤ちゃんは結核に感染すると重症化しやすいためBCG予防接種が有効です。生後1歳までに(標準的には生後5~8か月の間に)BCG予防接種を受けましょう。