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ヘルパンギーナについて

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年8月30日更新

ヘルパンギーナとは

 突然の発熱と咽頭痛、咽頭粘膜の発赤、口腔粘膜にあらわれる水疱性の発しんを特徴とする急性ウイルス性咽頭炎で、いわゆる「夏かぜ」の代表的疾患です。
 毎年5月頃から増加し始め、7月頃にピークを迎え、8月頃から減少を始めます。
 患者の年齢は5歳以下が全体の90%以上を占め、1歳が最も多くなっています。
 有効な治療法はなく、対症療法が行われます。

症状

 突然の発熱、咽頭痛、咽頭粘膜の発赤、口腔内の小水疱(通常1~2mm程度、大きいものでは5mm程度)が出現します。全身の倦怠感、嘔吐、四肢痛などが出現することもあります。口腔内に痛みがあるため、不機嫌、拒食、哺乳障がい、これらによる脱水症状などを呈することがあります。
 ほとんどの場合、予後は良好です。

感染経路

 咳やくしゃみによる飛沫感染、手指を介した接触感染です。

予防方法

  • 流水とせっけんによる「手洗い」「うがい」をしましょう。
  • 咳やくしゃみをする時は、他の人から顔をそらしたり、ティッシュペーパーなどで口と鼻を覆いましょう。
  • 感染者との密接な接触は避けましょう。
  • タオルの共用は避けましょう。
  • 症状が無くなった後も、患者の便の中には2~4週間の長期にわたりウイルスが含まれるため、トイレやおむつ交換の後、食事の前には特に「手洗い」が大切です。

関連情報

  福山市内の感染症発生状況
  ヘルパンギーナとは(国立感染症研究所ホームページ)